社団法人日本食品科学工学会
 
2012年度 日中食品科学工学研究交流シンポジウム
Japan-Chaina Joint Symposium on Food Science & Technology at industry Level,2012
食品科学工学研究における日中の取り組み

2012年日中食品科学工学研究交流シンポジウムについて

 社団法人 日本食品科学工学会産官学交流委員会は、企画委員会の傘下に設けられた委員会です。産業界、官界、学界を橋渡しする役割を担って、食品科学の研究者および技術者を中心に、幅広いテーマを対象にした交流事業を行っています。
 近年、アジアは経済成長とともに、食品科学技術の進展も目覚ましいものがあります。この広域なアジア諸国の食品関連学会の研究者、技術者と学会レベルで科学技術交流を図るために、2006年8月末に、日本大学生物資源科学部(藤沢キャンパス)で開催した第53回大会から、「アジアにおける機能性食品の展開」を中心テーマとしたシンポジムを、毎年企画・運営してきました。その後、2010年11月には、経済成長の著しい中国の浙江省杭州市と北京市において、食品科学工学に関する日中交流シンポジウムを開催いたしました。すなわち、2010年11月3日に杭州華辰国際飯店を会場として浙江省科学院食品科学研究所との共催で、また11月5日は北京市内の北京友誼賓館を会場として中国食品科学技術学会第7回大会の中で日中交流シンポジウムを開いております。
 今回、藤女子大学(札幌市16条キャンパス)で開催された第59回大会において、中国食品科学技術学会の代表団(団長:孟素荷理事長)を迎えて2012年度日中食品科学工学研究交流シンポジウムを開催しました。日中の食品科学工学研究の動向、産学連携研究の事例、ならびに食品企業計20社による講演がありました。当日の参加者数は、確認できただけでも、総勢111人(日本側88人(企業等39社64人、大学等14機関18人、学会6人)、中国側23人(企業等16社18人、大学等3機関3人、学会2人)になりました。また、交流会の冒頭において、日本食品科学工学会と中国食品科学技術学会との間で協力協定書を締結し、さらなる交流を目指した盛会なシンポジウムとなりました。本シンポジウムが今後の日中両国の食品科学工学分野の研究・技術の発展にとって有意義なものであったと確信しております。
 本交流シンポジウムのために、札幌の地まで足を運んで頂いた中国食品科学技術学会の代表団の方々、企画・運営にご尽力いただいた委員会の方々、本シンポジウムで講演頂いた先生方、並びにご参加いただいた関係各位のご協力・ご支援に深く感謝いたします。ここに、活動報告の一端を紹介させて頂きますので、ご高覧頂ければ幸いです。

産官学交流委員会委員長
太田 英明



日中食品科学工学研究交流シンポジウムプログラム

●要旨集(日本版)                                  ●要旨集(中国版)
                      
※表紙をクリックすると要旨集がpdfファイルで開きます。

各要旨集は在庫がございます。ご希望の方に送付致しますので下記までご連絡下さい。(無料)
また、配布はなくなり次第終了致しますのであらかじめご了承下さい。

【連絡先】
日本食品科学工学会事務局 e-meil:info※jsfst.or.jp ※は@に置き換えて下さい。
・件名に「日中シンポ」と記載し、メール本文に希望する要旨集(日本版か中国版)、送付先を記載してください。

 

 

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