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日本食品科学工学会 第13回 若手の会報告

 本大会では、例年通り若手の会ポスター発表会を大会 2 日目の平成29年8月29日(火)に本館NUホールで開催しました。この発表会は若手研究者の情報交換、研究交流を図ることを目的として、学生ならびに 35歳以下(西暦 1982 年生まれまで)の方に一般講演と同じ内容でポスター発表を行っていただき、日頃の研究成果をアピールするとともに、活発なディスカッションを通じて研究者同士の交流を深めていただくものです。
 今回は105題の発表が二組に別れて行われ、制限時間ぎりぎりまで(一部過ぎるほど)活発な議論が行われ、この若手の会の意義を直に感じ取っていただけたものと思います。
発表会終了後、参加者により投票が行われ、得票多数の優秀な発表者を表彰いたしました。
 今回は新たにスキャナーで読み取ることができるマークシートの投票用紙を用いた結果、数分で結果が判明し、利便性から今後の利用に向けて検討していただければ幸いです。
 表彰式は同日夕刻より開催されましたミキサー会場で行われ、竹永章生大会会頭と鈴木徹産官学連携委員長から賞状および副賞が授与されました。
 最後になりますが、産官学連携委員会の先生方のご協力並びに多くの協賛品をご提供していただきました企業各社に心より感謝、御礼申し上げます。また、投票に参加いただきました参加者の皆様にも心より御礼申し上げます。

                  第13回若手の会担当 陶 慧、鳥居恭好、赤尾 真




ポスター発表優秀賞(3件)
・「脂肪含量の異なるヨーグルトのクリーミー食感の見える化」
  日下 舞(明治大院農)
・「市販納豆中に含まれるう蝕原性細菌バイオフィルム形成抑制物質の検討」
  岩本 理(日大院生物資源)
・「QCMを用いた乳化香料の香味発現評価方法について」
  関 隼斗(横浜国立大院)





ポスター発表企業賞(7件)
・「コーヒー用ミルクの開発Ⅱ-ミルクの製造条件がフォームドミルクの官能特性に及ぼす影響」
  畠山慎一郎(森永乳業㈱食総研)
・「カカオポリフェノール抽出物の投与タイミングの違いが高血糖抑制作用と時計遺伝子に及ぼす影響」  
  黄   舒皎(神戸大)
・「O/Wエマルションから生じるフレーバーリリース挙動の分配係数による解析」
  田丸峻次(九大院生資環)
・「Sprague-Dawleyラットでのフラボノイド配糖体ヘスペリジンの吸収, 代謝挙動の解明」
  大野直土(九大院農)
・「多糖類ミクロゲルの乳化機能の解析」
  石井統也(京都大院農)
・「モデルゲルを用いたおいしさの感性表現「クリーミー」の見える化」
  鈴木真人(明治大院農・農化)
・「パン耳添加パンの詳細な物性および成分の分析」
  五嶋大介(帯畜大)
                          (以上,ポスター番号順)